クインテット 3月30日放送分

クインテット劇場〕
音楽劇『王と桜姫』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 語りとチェロ:スコア ピアノ:アキラ 出演:フラット、アリア、シャープ)
クインテットによる音楽劇。意地悪な王様と美しい姫の話。スコアさんがチェロを弾きつつ語りだす。

昔々、わがままで威張ってて、とっても意地悪な王様(フラット)がいた。桜が咲いた頃、王は美しいお姫様(アリア)を好きになり、嫌がる姫に無理やりにプロポーズする。
「私が出したなぞなぞに答えられたらあなたの妻になりましょう」と姫は言い「町で一番えらい昆虫は?」と問いかける。王は悩んだ末答える。「カブトムシ〜!!」だが「ブー!」ハズレ。「正解は、チョウチョウ(町長)!」
「許さん!」怒った王は姫を桜の幹に縄で縛りつけてしまう。
姫がいくら呼んでも叫んでも誰も来てはくれない。だがその時、姫の頭にひとつのアイデアが浮かんだ。姫は自分の体を桜の木にぶつけ、花びらをどんどん散らしていった。そして山の様になった花びらに足でネズミの絵を描いた。すると不思議な事に花びらで描かれたネズミはたちまち本物のネズミ(シャープ)になってしまった!
「さあ、お姫様。私と一緒に夢の国へ!」ネズミは姫を無事に助けると姫の手を取りその場から逃げ出す。姫がいない事に王が気付いた時にはもう手遅れ。二人は夢の国「ネズミーランド」へと旅立って行ったのだった。

さくら(独唱)(作詞:森山直太朗御徒町凧 作曲:森山直太朗 歌:シャープ&アリア)

船に乗って夢の国を目指す二人。王は桜の木に凭れ「もうこんな生活いやっ!」と呟く。

♪最新DVD「なに!これ!」にも収録されているこのドラマ。何度見てもフラットさんの怪演に笑っちゃいます。

〔ミニアニメーション〕
『無言歌集より「春の歌」』(作曲:メンデルスゾーン
鳥のさえずる中、木々の間を音符が降ると花が咲き始める。

〔演奏前のひとコマ〕
アリアさんがヴァイオリンを持って部屋に入ってくる。そして鏡の前に立ち「よーし!今日も可愛い〜!」と鏡の中の自分に向かって言い演奏へと向かう。
その後すぐにクラリネットを持って部屋に入ってきたフラットさんは鏡を見るなり「うぎゃ〜!!」と叫ぶ。
そしてすぐに自分の顔だと気付き「なんだ…私か…ふんっ!」

クインテットコンサート〕
『クシコスの郵便馬車(作曲:ネッケ 編曲:アキラ)

♪来週から夕方の放送時間は午後 5:50〜6:00に変更になります。