クインテット 1月4日放送分(1月11日再放送)

〔新年のひとコマ〕
獅子舞がなぜか部屋中を飛び回っている。中から出てきたのは法被に鉢巻き姿のシャープ君とフラットさん。
「あけましておめでとうございます!!」と視聴者に向けてご挨拶。

〔夕方五重奏団の冬の日常〕
外は雪。部屋の中ではアキラさんがピアノで童謡『ペチカ』を弾いている。
窓の外を降る雪をアリアさんと見ながら、スコアさんが雪国に住んでいた子供の頃の思い出を語りだす。雪が降るといつも家の中で『昔話』をしてもらっていたそうだ。

『ペチカ』(作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰 歌:スコア チェロ独奏:スコア)

ここはどうやらスコアさんの思い出の中?
暖炉が燃える暖かい部屋でスコアさんが「みんなに『昔話』をしてあげよう」と言う。「やったー!!」と大喜びする子供達(フラットさん、シャープ君、アリアさん)。
でもスコアさんが「昔々…」と話し始めるや「昔々っていつ頃の昔?」他、子供達からうるさく質問攻めに遭う。「あるところに…」と続けようとしても「あるところって何処?」と三人がそれぞれ喋りだして止まらない。嫌になったスコアさんは「も〜やめた!」と話すのをやめてしまった。

『ペチカ』を今度は全員で演奏するが、演奏が終わるや「ねぇねぇスコアさんって誰に昔話してもらったんだと思う?」とまずフラットさんがシャープ君に話し掛け、「普通おじいさんがするんじゃないですか?」と答えるシャープ君。「スコアさんのおじいさんって二百歳くらい?」それからアリアさんまで加わって先ほどの再現のように喋り続ける3人。
歌の雰囲気ぶち壊しの3人にスコアさんは「あ〜あ…」とため息。アキラさんもお手上げ状態。

♪スコアさん、アキラさん。また今年1年、この3人の面倒をよろしく!

〔クレシェンド〕
おんどりが「コケコッコー」と時を作る。鳴き声はだんだん大きく(クレシェンド)。
くちばしの形もちょうど「<(クレシェンド)」

クインテット雑唱団〕
鉄道唱歌(山手線内回り)』(実写バージョン)(作詞:下山啓 作曲:多梅稚 編曲:宮川彬良 歌:クインテット雑唱団)

〔デクレシェンド〕
「クレシェンド」の逆でおんどりの鳴き声はだんだん小さく(デクレシェンド)。
くちばしは反対を向いて「>(デクレシェンド)」

〔演奏前のひとコマ〕
「お年玉もらった〜!」と大喜びのシャープ君。両手にいっぱいお年玉袋を持って歌いながら嬉しそうにまた出て行く。その様子を黒猫が見ている。
でも…ん?何か落ちている!スコアさんが近寄って拾い上げるとそれはシャープ君のお年玉袋。お年玉袋を手にスコアさん「お年玉を…落とし玉!」
う〜ん…イマイチ!残念!「カーン」と鐘の音がして黒猫もズッコケる。

クインテットコンサート〕
美しく青きドナウ(作曲:ヨハン・シュトラウス 編曲:アキラ)
♪ウィンナワルツ来ると思った!新年だからね〜。