クインテット 6月13日放送分(6月20日再放送)

〔夕方五重奏団とゴキブリ〕
「コラコラー!ゴキブリー!待てー!」
フラットさんが大声で叫びながら、ハエ叩きを手に、部屋中を走り回っている。「エイッ!エイッ!」必死になってハエ叩きを振り下ろすが、その勢いで花瓶が落ち、フラットさんの頭に当たって割れてしまう。「イッタ〜イ!」
大変な騒ぎにみんなはビックリ。「大丈夫ですか?フラットさん」アリアさんが心配して声を掛ける。「ゴキブリがいじめるんです〜!」「それでゴキブリは?」シャープ君が聞く。「逃げられました〜!」そう言うとフラットさんは泣き出してしまう。
「元気出してください。フラットさん」アリアさんはフラットさんの頭を優しくなでて慰める。

『ラ・クカラチャ』(作詞:町田直/メキシコ民謡 歌:アリア&全員 演奏:フラットさん以外 ※チーボーはマラカス)

泣いていたフラットさんも楽しい曲につられ、途中から一緒になって歌いだす。
「楽しい〜!!この曲なんていう曲?」フラットさんが訊ねる。「『ラ・クカラチャ』です」と答えるシャープ君。「どういう意味?」「“ゴキブリ”です」「エー!?」ゴキブリと知ってショックを受けるフラットさん。そして、またまたゴキブリの姿を発見してしまう。
アキラさんは慌ててイスの上に避難してピアノ演奏を続ける。みんなの楽しそうな演奏が続く中、再びハエ叩きを手に、ゴキブリを追って走り回るフラットさん。「エーイ!」とゴキブリめがけてハエ叩きを振り下ろすが、今度は植木鉢が上から落ちてきて、頭に当たって割れてしまうのだった。「イッタ〜イ!!」

♪『ラ・クカラチャ(La cucaracha)』。これにも複数の日本語詞が存在する。なぜ“ゴキブリ”なのかということも含めて謎が尽きない歌。

〔アリアさんの楽器の話〕
『アリアさんの楽器の話「ごっくんクラリネット」』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 語り:アリア)
体の中の食道ってところ。その近くにクラリネットがある。だから美味しいジュースを飲んだり、甘いケーキを食べると、その音が体中に響いてくる。「ごっくん…」

〔演奏前のひとコマ〕
「アハハハハハ〜!」シャープ君が漫画(『おもしろ漫画全集 第三十一巻』)を読みながら笑っている。「あ〜あ!可笑しいなあ〜!」
すると、となりで静かに楽譜を読んでいたスコアさんが「エヘヘヘヘ…」と突然笑い出す。「アハハハハ…こりゃ可笑しい!」「アハハハハハ…」笑いが止まらない2人。その様子を首をかしげて見ているチーボー。

クインテットコンサート〕
ベートーヴェンメヌエット(作曲:ベートーヴェン 編曲:アキラ)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1826)。「ピアノのための6つのメヌエット・第2部」の第2曲目に収載。

07年3月21日の再放送。)

【お知らせ】
宮川彬良 - Official Website様のトップページに素敵なメッセージが。今月に入ってコンサートの新曲の録音があったそうです。これから撮影などがあって、放送は7月?それとも8月頃?ああ、どんな曲なんだろう!早く聴きたいです。