クインテット 6月25日放送分(7月2日再放送)

〔夕方五重奏団の心配性〕
スタジオの中にテントが張られている。その周りには「こうつうあんぜん」「いちにちいちぜん」「STOP!地球温暖化」…などなど数々の標語が書かれた札が。
遠くからそれを眺めているスコアさん、フラットさん、アリアさん。どうやら中にはシャープ君が引きこもっているらしい。全然外に出ようとしないシャープ君を心配した3人はテントに近寄り、「みんなでお散歩に行きましょう!」と声を掛ける。
だがテントから顔だけ覗かせたシャープ君は「行きません!」と一言。フラットさんとアリアさんは何とかシャープ君を外に連れ出そうとするが、「車が走ってて外はキケン」「紫外線は体に悪い」「外の空気は排気ガスでいっぱい」シャープ君はそれだけ言うとテントの中に顔を引っ込める。
色々考えすぎて、外に出られなくなったシャープ君。「どうしましょう?」困った3人は音楽で誘い出すことにする。

『オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート』(NEW)(日本語詞:滝田順 作詞:Dorothy Fields 作曲:Jimmy McHugn 歌:スコア、アリア、フラット 演奏:全員 ※チーボーはドラムス)

音楽に誘われるようにシャープ君もトランペットを手にテントから出てきて、途中から演奏に加わる。そして見事な演奏を披露。「イエーイ!」演奏を終えたみんなは満足感でいっぱい。もちろんシャープ君も?と思いきや、「今日の運動はこれでおしまい!ごきげんよう」そう言うとお辞儀をし再びテントの中に入っていってしまう。「あ〜あ…」

♪「明るい表通りで(On The Sunny Side Of The Street)」1930年作。スタンダード・ジャズ不朽の名作。

展覧会の絵
組曲展覧会の絵」よりプロムナード』(作曲:ムソルグスキー トランペット:シャープ)
子供達から送られてきたイラストをシャープ君が紹介するコーナー。今日はアリアさんの絵とフラットさんの絵の2点でした。

〔演奏前のひとコマ〕
しゃぼん玉を飛ばしているフラットさん。フォルテは階段の上にいて、下から飛んできたしゃぼん玉のひとつひとつに「ワンッ!ワンッ!」といいながら飛びついている。1人と1匹の和やかな演奏前のひと時。

クインテットコンサート〕
ウィリアム・テル序曲』(作曲:ロッシーニ 編曲:アキラ)
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)。他にオペラ「セビリアの理髪師」が有名。

♪先週の「スタジオパークからこんにちは」でアキラさんが編曲について、お話をされていましたが、それを聞いてからクインテットの音楽を聴く楽しみがより膨らんだ気がします。何度聴いてもその度にまた新たな感動を与えてくれる。アキラさん(音楽)の魔法って本当にスゴイ!