クインテット 7月26日放送分(8月2日再放送)

〔夕方五重奏団の子猫さん〕
『犬のおまわりさん』(作詞:さとうよしみ 作曲:大中恩 歌:スコア、フラット、シャープ 演奏:アリア以外全員)

アリアさんはハンカチで目を押さえて泣いている。演奏が終わっても泣きやまないアリアさんを「どうしたんだろう」と心配するフラットさんとシャープ君。そんな2人にスコアさんは「そっとしておいた方がいいと思うよ」と忠告する。「前もアイスクリームが溶けたってだけで泣いたことがあったんだ」
そう言われても、アリアさんの事が心配な2人は「励ましてこよ!」とアリアさんに近付く。「ほっておいた方がいいと思うがなー」とスコアさん。
「アリアさん、一緒に演奏しましょ。ヴァイオリン弾いてほしいな」とフラットさん。アリアさんは「ヴァイオリン弾く気分じゃないもん」と言ってまだ泣いている。「アリアさん、笑ってくださいよ」と「ワハハハハ!」と笑ってみせるシャープ君。でもアリアさんはそんな風に笑う気分になれない。
その時シャープ君が「あれ?こんなところに」と知恵の輪が落ちているのを見つける。「これ難しいかな〜」と知恵の輪を解き始めるシャープ君。「ふんっ」とそっぽを向くアリアさん。
「あー取れた!」見事に知恵の輪を外し「ハハハハ〜!」と喜ぶシャープ君。それを見て「ア〜!ヒドイ!どうしてそんなに簡単に出来ちゃうわけ?」と叫ぶアリアさん。「だって易しいじゃないですか」とシャープ君。「私は1時間もやって全然出来なかったのに!」そして「くやしい〜!」と怒り出す。そう、泣いていた理由は「知恵の輪」だったのだ。
「ごめんなさい!」と知恵の輪を元に戻そうとするシャープ君。「悔しい!悔しい!わあ〜〜ん!」とアリアさんは大騒ぎ。こうなるともう手が付けられない。
慌ててスコアさんのところへ避難するフラットさんとシャープ君。「だから言わないこっちゃない。ね、アキラさん」とスコアさん。「うんうん」と頷き、肩をすくめて手のひらを上に向けてみせるアキラさん。

クインテット雑唱団〕
子供の情景より「トロイメライ」(クインテット・バージョン)』(作詞:下山啓 作曲:シューマン 歌:クインテット雑唱団)
(※歌詞はオリジナル。)
子供の情景より「トロイメライ」op.15-7 これ聴くの久し振り。プチでよくやってましたね。

〔演奏前のひとコマ〕
将棋をしているスコアさんとシャープ君。勝負はシャープ君が優位に立っている。「はい、この手でどうですか?」とコマを進めるシャープ君。「ワッ!その手があったか」と悔しがるスコアさん。シャープ君は得意気だ。そこにアリアさんが2人を呼びに来る。
「じゃこの続きはコンサートが終わってからにしましょ」と言ってさっさと行ってしまうシャープ君。「このままじゃ私の負けじゃないか!」と悔しそうに将棋盤を見つめるスコアさん。「スコアさーん。始まりますよー!」とシャープ君が呼ぶ。「負けるのは悔しい…」そう言うとスコアさんは盤の方向をくるっと反対に向ける。そして何事もなかったような顔をして部屋を出て行く。

♪スコアさんて、案外子供っぽいのね。

クインテットコンサート〕
『歌劇「椿姫」より 乾杯の歌』(作曲:ヴェルディ 編曲:アキラ)
しゃっくりバージョン。ワインで乾杯してから演奏が始まる。シャープ君はまぶたが赤く明らかに酔っ払っている。そして演奏の途中で「ヒクッ」としゃっくり。そして次々にしゃっくりをしていくフラットさん以外の4人。だが最後はフラットさんのしゃっくりで締めくくる。

♪このしゃっくりバージョンを聴くのは初めて。酔っ払って演奏するメンバー達に驚いた。