クインテット 喜歌劇「軽騎兵」序曲 8月20日放送分(8月27日再放送)

〔夕方五重奏団の魔法〕
夜、下の部屋の窓からアリアさんとスコアさんがきれいな星空を見上げていると、そこに流れ星がひとつ流れてきた。スコアさんから流れ星が消えないうちに願い事をするとかなうと聞いたアリアさんは「今度、流れ星が流れたらお願い事をしよう」と言う。「どんな願い事ですか?」と訊ねるスコアさんにアリアさんはこう答える。
「私のヴァイオリンでみんなに魔法が掛けられますように!」
後ろでその言葉を聞いているフラットさんとシャープ君。いかにも馬鹿にした様に、アリアさんのセリフを真似するフラットさん。「魔法なんか掛けられるわけありませんよね」と決め付けるシャープ君。流れ星が願い事をかなえてくれるなんてありえないと2人は笑う。
だがその時また、流れ星がひとつ流れてきた。

『ゆりかごのうた』(作詞:北原白秋 作曲:草川信 歌:アリア 演奏:全員)

ヴァイオリンを弾きながら歌うアリアさん。見渡すとみんなアリアさんのヴァイオリンを聴きながら瞼を閉じてすやすやと眠っている。アキラさんまで半分寝ながら片手だけでピアノを弾いている、そしていつしかみんな夢の中へ。
「魔法がかかった!」と嬉しそうなアリアさん。

北原白秋の詩、大好きです。「ゆりかごのうた」も優しい気持ちになれる。
それはそうと、何度見てもこの回のフラットさんとシャープ君可愛くないです。特にフラットさん!あなたはサンタクロースに手紙を書くほど夢がある人だったんじゃないの?

クインテット雑唱団〕
幸せなら手をたたこう(作詞:木村利人/アメリカ民謡 歌:クインテット雑唱団)
♪特訓の成果あって今では手拍子バッチリです!

〔演奏前のひとコマ〕
「も〜本当にみんな散らかすだけ散らかして!」アリアさんは掃除機を掛けながら、みんなのあまりのだらしなさに怒っている。「出したものはきちんと片付ける事!」そして掃除機を掛け終わったアリアさんは「さぁ演奏の準備をし〜ましょ!」と行ってしまう。
その後でやって来たフラットさん。床に出しっぱなしの掃除機を発見。「だーれ?掃除機出しっぱなしにした人?もうやんなっちゃう!」と掃除機を持ち上げる。

♪まぁ、どっちもどっち。おあいこって事で。

クインテットコンサート〕
『喜歌劇「軽騎兵」序曲』(作曲:スッペ 編曲:アキラ)
♪フランツ・フォン・スッペ(1819-1895)。オーストリアの作曲家。ウィンナ・オペレッタの祖。今回スッペの事調べていて、オペレッタにはフランスとウィーンの2つの系統があること知りました。フムフム…。

07年4月4日の再放送。)