クインテット 劇「王と桜姫」 3月19日放送分(3月26日再放送)

クインテット劇場〕
音楽劇『王と桜姫』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 語りとチェロ:スコア ピアノ:アキラ 出演:フラット、アリア、シャープ)
クインテットによる音楽劇。意地悪な王様と美しい姫の話。スコアさんがチェロを弾きつつ語りだす。

昔々の話。わがままで威張ってて、とっても意地悪な王様(フラット)がいた。桜が咲いた頃、王は美しいお姫様(アリア)を好きになり、嫌がる姫に無理やりにプロポーズ。
「私が出したなぞなぞに答えられたらあなたの妻になりましょう」姫はそう言い「町で一番えらい昆虫は?」と問いかける。「カブトムシ〜!!」と答える王。だが「ブー!」ハズレ。「正解は、チョウチョウ(町長)!」
「許さん!」怒った王は姫を桜の幹に縄で縛りつけてしまう。「約束が違います!」姫がいくら呼んでも誰も来てはくれない。だが、姫の頭にひとつのアイデアが浮かんだ。姫は自分の体を桜の木にぶつけ、花びらをどんどん散らしていった。そして山の様になった花びらに足でネズミの絵を描いた。すると不思議な事に花びらで描かれたネズミはたちまち本物のネズミ(シャープ)に!
「さあ、お姫様。私と一緒に夢の国へ!」ネズミは姫を無事に助けると姫の手を取りその場から逃げ出す。姫がいない事に王が気付いた時にはもう手遅れ。2人は夢の国「ネズミーランド」へと旅立って行ったのだった。

さくら(独唱)(作詞:森山直太朗御徒町凧 作曲:森山直太朗 歌:シャープ&アリア)

船に乗って夢の国を目指す2人。1人残された王は桜の木にもたれると「もうこんな生活いやっ!」と呟く。

〔演奏前のひとコマ〕

アリアさんがヴァイオリンを持って部屋に入ってくる。そして鏡の前に立ち「よーし!今日も可愛い〜!」と鏡の中の自分に向かって言う。
その後すぐにクラリネットを持って部屋に入ってきたフラットさんは鏡を見るなり「うぎゃ〜!!」
そしてすぐに自分の顔だと気付く。「なんだ…私か…ふんっ!」

クインテットコンサート〕
『クシコスの郵便馬車(作曲:ネッケ 編曲:アキラ)


07年3月30日の再放送。)