クインテット ドラマ「空みてごらん」 5月14日放送分(5月21日再放送)

〔夕方五重奏団のタメ息〕
スタジオではアリアさんがヴァイオリンを、アキラさんのピアノと一緒に演奏している。
階下でお茶を飲んでいるスコアさん、シャープ君、フラットさんにも演奏が聴こえてくる。「何て曲ですか?」スコアさんに訊ねるシャープ君。そして、その曲がヴァイオリンの名曲『愛の悲しみ』(作曲:クライスラー)だと知る。
すると突然アリアさんが演奏を止めてしまった。スタジオの窓から外を眺めているアリアさんは、何か物思いにふけってるみたい。心配になった3人はスタジオへ。そしてアリアさんを元気づける曲を演奏する。

『空みてごらん』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:スコア、シャープ、フラット)

まだ窓の外を見ているアリアさん。見かねたフラットさんが「悩みがあるなら言ってください。雲が悩みを吹き飛ばしてくれます」と話しかける。
けれどアリアさんは「悩みなんか全然ありません」とキッパリ。それに空は快晴で雲ひとつ無かった。結局何だったんだろう?ガッカリする3人。

クインテット雑唱団〕
ボレロクインテット・バージョン)』(作詞:下山啓 作曲:ラヴェル 歌:クインテット雑唱団)

〔演奏前のひとコマ〕
「チェロ弾きは肩が凝るんです」と、シャープ君にマッサージをしてもらっているスコアさん。スコアさんに「マッサージが上手い」と褒められたシャープ君は調子に乗って「誰でもしてあげます」と言い出す。「して欲しい人は並んで下さーい!」
だが、振り返ったシャープ君はビックリ。フラットさん、アリアさん、それに動物達までもが、階段に沿ってズラーッと列を作っていたのだ。

クインテットコンサート〕
交響曲第9番「新世界から」家路』(作曲:ドヴォルザーク 編曲:アキラ)


"07年4月30日放送分"の再放送。今回はアリアさんを元気付けるお話。空は絶え間なく動いているもの。たとえ今雲がひとつもなかったとしても、待っていればじきに、雲はやってくるだろう。