クインテット 「舞踏への勧誘」 8月9日放送分(8月16日再放送)

〔夕方五重奏団の数えてみよう〕
「81、82、83、84、85、86、87、88!」シャープ君はピアノの鍵盤の数を数えている。数え終えたシャープ君は下の部屋へ。部屋ではスコアさん、アリアさん、フラットさんの3人がくつろいでいる。
「スコアさん、ピアノの鍵盤は88個ありました」と報告するシャープ君。それを聞いたスコアさんは「結構、結構!でもねそういう場合は88個じゃなくて88鍵と数えます」とシャープ君に教える。
「えー?88鍵ていうのかぁ」とシャープ君。フラットさんは「知らないの?シャープ君。ハハーンだ!」と笑っている。「鍵盤は1鍵、2鍵と数えるのは常識です!」
「じゃあピアノは何て数えるんですか?」とシャープ君。「ピアノは1個、2個です!」自信たっぷりに答えるフラットさんだが、「いいえ、ピアノは1台」とスコアさんに訂正される。「えー?」
「じゃあ、スコアさんのチェロは?」とシャープ君。「チェロは1個!」とフラットさん。だがこれも間違い。「チェロは1挺(ちょう)」とスコアさん。「えー?」
「じゃあ、ヴァイオリンも1挺?」とシャープ君。「ヴァイオリンも1挺」とアリアさん。「やったー!」喜ぶシャープ君。「クラリネットも1挺!」と元気良く叫ぶフラットさん。すかさずスコアさんが「クラリネットは1本!」と訂正。「えー?」
「太鼓は?」とシャープ君。「1本!」と答えるフラットさん。「1張(はり)」と訂正するスコアさん。「じゃあ歌は?」とシャープ君。「1発ー!」とフラットさん。これも正解は「1曲」
どれもこれも答えが間違ってばかりのフラットさん。「も〜知らないっ!」と切れる。

いっぽんでもニンジン(NEW)(作詞:前田利博 作曲:佐瀬寿一 歌と演奏:全員)

「いっぽんでもク〜ラリネット?分かんなーいっ!」と叫ぶフラットさん。

♪楽器の数え方、なかなか勉強になりました。「いっぽんでもニンジン」のクシコスポスト風アレンジ素敵です。

クインテット雑唱団〕
『早口言葉うたおう』(作曲:宮川彬良 歌:クインテット雑唱団)

〔演奏前のひとコマ〕
風鈴が涼しげな音で鳴っている。風はどこから来ているの?と思ったら…。フラットさんが下から一生懸命に息を吹きかけていたのでした。

クインテットコンサート〕
『舞踏への勧誘』(NEW)(作曲:ウェーバー 編曲:アキラ)※番組ではウェバーと表記。
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)。ドイツ・ロマン主義の作曲家。
ウェーバーピアノ曲で最も有名な曲。また斬新なアレンジ。チェロとクラリネットの掛け合いが印象的。この曲も曲目紹介はポスターでした。
そして演奏後に白やぎさんと黒やぎさんが、「『シャルウィーダンス』(作曲:リチャード・ロジャース)」と書かれたブルーのチラシを、そのポスターの上に貼り付けてました。これは次回予告!?楽しみです。

【追記】
よく聴いてみたら『舞踏への勧誘』の途中から『シャルウィーダンス』に変わる所があります。2つの曲が実に上手く溶け込んでいて、一度聴いただけでは分かりませんでした。最後のポスターのシーンも実にニクイ演出ですね。(※ジャスミンさんに教えていただきました。)(8/12)