クインテット ドラマ「うそ」 12月11日放送分(12月18日再放送)

〔夕方五重奏団のなみだ〕
アリアさんはヴァイオリンで『練習だいきらい』を熱心に練習中。感心して見ていたフラットさんが言う。「シャープ君も見習わなくっちゃ!」
聞き捨てならない一言に「僕だって8時間ぶっ続けで練習した事あります!」と反論するシャープ君。すると、「私は気が付いたら朝から晩まで弾き続けた事があります」と言ってアリアさんが話に加わってきた。
それをきっかけに言い合いを始める2人。アリアさんが「私の先生はいつも練習に無駄が無いって褒めてくれる」と自慢すれば、シャープ君も負けじと「世界的指揮者のオダワヘイジさんに褒められたことがある」と言い返す。だが証拠がどうも信憑性に欠ける。「私の先生はオダワヘイジさんの友達だから聞いてみます」とアリアさん。
「だから私はいつかオダワさんのオーケストラに入る事になってるんだもん!」「僕なんかスカウトされたけど断ったんだもん!」そしてアリアさんとシャープ君は「ふんっ」と互いにそっぽを向く。チェロの手入れをしながら様子を見守っていたスコアさんは「やれやれ…」と呆れ顔。

『うそ』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:アリア&シャープ)

夜の街を歩きながら、うそをついた自分の心の痛みを歌うアリアさん。同じく夜の街を自転車で走りながら、うそをついた自分の心の空しさを歌うシャープ君。そして2人はもううそはつかないと自分に誓う。

「見て見て〜!これ誰の指揮棒だと思う?オダワヘイジさんの!」
フラットさんが持ってきたのは指揮棒ではなく十手。フラットさんのバレバレのうそに「すご〜い」と白けた反応をするシャープ君とアリアさん。

〔スコアさんのチェロ落語〕
『チェロ落語「手おくれ医者」』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 チェロ弾き語り:スコア)

〔演奏前のひとコマ〕
アリアさんがヴァイオリンを持って部屋に入ってくる。そして壁の鏡の前でにっこり笑い「よーし!今日も可愛い〜!」と言って部屋を出て行く。
その後すぐにクラリネットを持って部屋に入ってきたフラットさん。鏡を見るなり「うぎゃ〜!!」そしてすぐにそれが自分の顔だったと気付く。「なんだ…私か…ふんっ!」

クインテットコンサート〕
『愛の喜び』(作曲:クライスラー 編曲:アキラ)