クインテット ドラマ「お正月」 12月27日放送分(再放送なし)

〔夕方五重奏団の喜び〕
スコアさんはチェロでベートーヴェン『第九(交響曲第9番、第4楽章)』を演奏中。それを聴きながら「やっぱり12月になると『第九』よね」とアリアさん。「どうして12月だと『第九』なんですか?」シャープ君の疑問に「12月は大工さんが忙しいから!」と駄洒落を言うフラットさん。とたんにズッコケるスコアさん。「『第九』だけに大工さん!なぁんて!」1人で大笑いしているフラットさんにみんなは呆れ顔。
気を取り直して演奏を再開するスコアさん。このメロディは『歓喜の歌』とも呼ばれている。「どうして12月だと『歓喜の歌』なんだろう?」シャープくんの疑問に「12月は部屋を閉め切ることが多いから、時々換気をしましょうって!」とまた駄洒落を言って大笑いのフラットさん。とうとう「いい加減にしてくれませんか」とスコアさんに注意を受けてしまう。「座布団が欲しかったんです…」シュンとなるフラットさん。「つまらない駄洒落は禁止」ときつく言い渡されてしまう。
「『歓喜の歌』は『喜びの歌』とも言うんですよね」嫌なムードを変えようとアリアさんが明るく言う。「どうして12月だと『喜びの歌』なんですか?」またまたシャープ君の疑問にすかさずフラットさんが答える。「だってこれからお正月が来るからでしょ?なぁんて!」フラットさんまたまた失敗しちゃった?
だがスコアさんは「うんっ。座布団1枚あげよう」と言ってようやく認めてくれた。「やったー!」喜ぶフラットさん。

『お正月』(NEW)(作詞:東くめ 作曲:滝廉太郎 歌:全員)

スタジオには早くも鏡もちが飾られている。楽しいお正月まであと幾つ?

♪またまた駄洒落炸裂!のフラットさん。「座布団が欲しかった」なんて、なんか可愛かったです。「にほんごであそぼ」の「中喜利」みたいなコーナーやって欲しいな。

クインテット雑唱団〕
『ユモレスク(クインテット・バージョン)』(作詞:下山啓 作曲:ドヴォルザーク 歌:クインテット雑唱団)
(※歌詞はオリジナル。)

〔演奏前のひとコマ〕
「今日の曲ちょっと難しそう。間違えたらどうしよう〜」アリアさんが楽譜を見ながら心配している。それを聞いてフラットさんは「アリアさんでも間違えたらどうしようって思うの?」と少し驚く。
アリアさんはフラットさんをキッと見据え「私は間違えません。フラットさんが間違えたらどうしようって言ってたの!」と言いスタスタと出て行く。その言葉に一瞬唖然とするフラットさん。「ひどいー!」と楽譜をぐしゃぐしゃにしながら悔しそうに怒る。

クインテットコンサート〕
『ロンドンデリーの歌』アイルランド民謡 編曲:アキラ)