クインテット 11月17日放送分(11月24日再放送)

〔夕方五重奏団の日常〕
アリアさんはヴァイオリンで『練習だいきらい』を熱心に練習中。それを感心して見ていたフラットさんがシャープ君に言う。「シャープ君も見習わなくっちゃ」。
そう言われたシャープ君は「僕だって8時間ぶっ続けで練習した事あります!」と反論。すると、「私は気が付いたら朝から晩まで弾き続けた事があります」と言ってアリアさんが話に加わってきた。
アリアさんが「私の先生はいつも褒めてくれる」と自慢すれば、「僕だって褒められたことあります!」とシャープ君も負けじと言い返す。「誰に?」アリアさんに訊ねられ、シャープ君はこう答える。
「世界的指揮者のオダワヘイジさんに!」
でもアリアさんに「証拠は?」と問い詰められ、出した答えが「友達のコンドウくんが知ってます!」これでは証拠にならない。
「私の先生はオダワヘイジさんの友達だから聞いてみます」とアリアさん。「お友達なの?」驚くフラットさん。
「だから私はいつかオダワさんのオーケストラに入る事になってるんだもん!」
「僕なんかスカウトされたけど断ったんだもん!」
そしてアリアさんとシャープ君、「ふんっ」と互いにそっぽを向く。
「2人ともすごーい!」フラットさんは2人の話をすっかり信じきっている。チェロの手入れをしながら、その様子を見守っていたスコアさんは「やれやれ…」と呆れ顔。

『うそ』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:アリア&シャープ)

夜の街を歩きながら、うそをついた自分の心の痛みを歌うアリアさん。同じく夜の街を自転車で走りながら、うそをついた自分の心の空しさを歌うシャープ君。

♪『うそ』。自分にも思い当たる事があるからか、涙を流しながら歌うアリアさんとフラット君の姿に思わず私も泣きそうに。

展覧会の絵
組曲展覧会の絵」よりプロムナード』(作曲:ムソルグスキー トランペット:シャープ)
シャープ君がトランペットを奏でながら、子供達から送られてきた「クインテット」の似顔絵を紹介する。

〔演奏前のひとコマ〕
「今日の曲ちょっと難しそう…。間違えたらどうしよう〜」アリアさんが楽譜を見ながら心配している。「アリアさんでも間違えたらどうしようって思うの?」少し驚くフラットさん。
アリアさんはフラットさんをキッと見据え「私は間違えません。フラットさんが間違えたらどうしようって言ってたの!」と言いスタスタと出て行く。その言葉に一瞬唖然とするフラットさん。「ひどいー!」と楽譜をぐしゃぐしゃにしながら悔しそうに怒る。

クインテットコンサート〕
『歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲』(作曲:マスカーニ 編曲:アキラ)
幕が下りた後、無事演奏を終えた事を互いに称え合うクインテットのみんな。