クインテット 12月26日放送分(2007年1月16日再放送)

〔夕方五重奏団の日常〕
サザエさん(作曲:筒美京平 演奏:フラットさん以外全員)
なぜか某有名テレビアニメ主題歌の演奏でスタート。アキラさんは久々にチェンバロを演奏している。
「アー!コラー!」とフラットさんの怒鳴り声。そして焼き網を手に持って走ってくる。「もう!許せないっ!」「目刺しを焼こうとしたらあのドラネコが持ってっちゃって…。こら!ドラネコ!私の目刺しを返さないとぶっとばすぞ!」と相当頭にきているフラットさん、棚の上から見下ろしている黒猫に向かって怒鳴る。食べ物の事だけにフラットさんも真剣だ。
でも黒猫が居るのはフラットさんからは手が届かない高い場所。平気な顔をして鳴いている。「やれるものならやってごらんって言ってますよ」と通訳するシャープ君。
黒猫に向かって怒鳴り散らすフラットさんに、スコアさんは「そんなに頭ごなしに怒鳴ったって猫は降りてきません。もっと優しく言いましょう」と作戦を変えることを提案。「猫だってお友達になりたいんです」とアリアさんも言う。

『黒ねこのタンゴ』(※注)(訳詞:見尾田みずほ 作詞:Francesco Pagano/Armando Soricillo/Francesco Saverio Maresca 作曲:Francesco Pagano 歌と演奏:全員)

歌詞にも出てくるアジの干物。それを今度は持って行く黒猫。「アー!ドラネコ!アジの干物まで持ってった!こらー!!」追いかけるフラットさん。
再び某有名テレビアニメ主題歌の演奏が始まる。懲りないひとり(フラットさん)と1匹(黒猫)に「だめだこりゃ…」とため息のスコアさん。

(※注)よく「黒猫」、「黒ねこ」と表記されるが、1969年の初出では「黒ネコ」表記。

クインテット雑唱団〕
『ぼくのクセ』(アニメーション)(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:クインテット雑唱団)
♪ついつい各キャラごとに声色を変えて歌ってしまう。

〔演奏前のひとコマ〕
「うわーん」大声で泣いているシャープ君。心配したフラットさんが「何を泣いているの?」と声を掛ける。聞くと大事な楽譜にインクをこぼして読めなくなってしまったそうだ。「そんな事で泣いているの?元気出しなさい!」と元気づけるフラットさん。大事な楽譜を汚した事を気にするシャープ君に「楽譜なんかどうにでもなります!」とも言い、ようやく泣きやむシャープ君。「でも…この楽譜クラリネットの楽譜なんです!」
「ええっ!私の楽譜?」それは突然知らされた真実。「あっあっあっ…あああ〜〜〜!!」ショックで泣き出してしまうフラットさん。

クインテットコンサート〕
エリーゼのために(作曲:ベートーヴェン 編曲:アキラ)