クインテット ドラマ「虹のむこうに」 8月22日放送分（8月29日再放送）

〔夕方五重奏団に虹はかかる〕
外は雨が降っている。部屋の中で、本を読んだり、楽器の手入れをしたりして、みんなは静かに過ごしている。
そこへシャープ君が「今日は外で演奏する約束です」と言いながらやってきた。
「外で演奏するって言ったってね…」とスコアさん。「ヴァイオリンは雨が苦手なの」とアリアさん。フラットさんも雨は苦手だそう。そんな3人に「家の中にばかりいると、体の中にカビが生えちゃいます。ほら！お日様も出てきました！」とシャープ君。
シャープ君の言うとおり、いつの間にか雨は上がり、お日様が顔を出している。だが3人は「楽器は太陽に弱い」などと言って動こうとしない。
「だったら強い楽器で演奏しましょ！ね、アキラさんも」と2階に向かって呼びかけるシャープ君。それに答えるように、アキラさんは大太鼓を叩く。そして外を見たシャープ君は歓声を上げる。「あー虹が出てる！」

『虹のむこうに』（NEW）（作詞、作曲：坂田修　歌：全員）

それぞれ楽器を演奏しながら、虹を行進するみんな。「虹のむこうには何があるんだろう？」とつぶやくシャープ君。それを受けて「虹のむこう？虹（2時）のむこうには3時のおやつ！」と答えるフラットさん。そしてみんなはおやつにすることにする。

〔展覧会の絵〕
『組曲「展覧会の絵」よりプロムナード』（作曲：ムソルグスキー　トランペット：シャープ）

〔演奏前のひとコマ〕
「暑い…あー暑い」と団扇で扇ぎながら、ぐったりしているスコアさん。「こんなんじゃ演奏なんかできない！今日は休みにしよう」
そこに大きなスイカを丸ごと持ってフラットさんが登場。「冷たーく冷やしてコンサートの後で食べましょ！」それを聞いたスコアさんは「よーし！やる気出てきた！」と立ち上がる。

〔クインテットコンサート〕
『メヌエット（ラヴァーズコンチェルト）』（作曲：バッハ　編曲：アキラ）