クインテット 2月19日放送分(2月26日再放送)

〔夕方五重奏団の励まし〕
「ハァ〜…」
いつものようにラジカセで音楽を聴いているスコアさん。でもタメ息なんかついて様子がちょっとおかしい。「どうしたんだろう?」少し離れた場所で心配しているアリアさんとシャープ君。そんな二人にフラットさんは今スコアさんが聴いているCDは世界的チェリスト「MA MA YO(マーマー・ヨ)」の物で、それを聴いてスコアさんは自信を無くしちゃったのだと説明する。
「ア〜…」と頭を抱えながらCDを聴くスコアさん。実力の差を思い知らされたのか、そんなガッカリした姿のスコアさんは何だかものすごーくお爺さんになっちゃったみたい。
「励ましてあげましょう!」とシャープ君。「もちろんです!歌って元気をつけてあげる」フラットさんがそれに答える。

ヴォラーレ(NEL BLU DIPINTO DI BLU)』
(日本語詞:下山啓 作詞、作曲:Domenico Modugno 歌:フラット&シャープ ギター:アリア 鍵盤ハーモニカ:アキラ)

照明を落とした部屋の中。アリアさんが弾くギターに合わせてフラットさんが静かに歌いだす。そして照明が入りシャープ君、アキラさんも加わりみんなで楽しく歌い演奏する。さあこれでスコアさんを励ます事が出来たかな?
「静かにしてくれないかな!わたしゃCDを聴いているんです」とヘッドホーンを外したスコアさんは迷惑そうに言う。
「自信を持ちましょう!スコアさん!」みんなでスコアさんの方がスゴイ!と言って励ますと「当たり前じゃないか」と答えるスコアさん。「エ〜!?」
てっきりマーマー・ヨと自分を比べて落ち込んでいるとばかり思っていたみんなに「昔私はマーマー・ヨにチェロを教えた事がある!」とスコアさんは衝撃の事実を伝える。
みんなは再び「エ〜!!」とビックリ!それでマーマー・ヨの腕前は?「まあまあよ!」
おあとがよろしいようで♪

〔ピアノ〕
赤ちゃんが弱い音でおならすると画面には「(ピアノ)p」の文字。
ピアノ(piano)〔伊〕「弱く」の意味。

〔スコアさんのチェロ落語〕
『チェロ落語「カニ」』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 チェロ演奏、落語:スコア)
カニというものは横に歩くというけれど、このカニは縦に歩いている。

ピアニッシモ、ピアニッシシモ〕
赤ちゃんがとても弱い音でおならすると画面には「(ピアニッシモpp」の文字、続けてさらに弱い音ですると「(ピアニッシシモ)ppp」の文字。
ピアニッシモpianissimo〔伊〕「とても弱く」の意味。
ピアニッシシモ(pianississimo)〔伊〕「(ピアニッシモより)さらに弱く」の意味。
“ピアニシッシモ”とも。

〔演奏前のひとコマ〕
「ヴァイオリンもお肌の手入れを忘れない様にしないとね」とアリアさん。「キュッキュッキュッ」と言いながらヴァイオリンを磨く。
「私もお髭の手入れをしないとね」とフラットさん。手鏡を見ながら口髭をはさみで「プチップチップチッ」と言いながら切る。

クインテットコンサート〕
『歌劇「椿姫」より 乾杯の歌』(作曲:ヴェルディ 編曲:アキラ)