クインテット 「真夜中の動物園」 7月9日放送分(7月16日再放送)

〔夕方五重奏団の怖い話〕
夜。窓の外からはスタジオでアキラさんが1人、ピアノで『今だから話そう』を弾いているのが見える。階下では薄暗い中、テーブルを囲んで4人がお喋りをしている。話題はスコアさんの事らしい。「へぇー、スコアさんて色んな事をしてきたんですね」と感心するシャープ君。「スコアさんが一番怖い思いをした事ってどんな事ですか?」アリアさんが訊ねる。「怖い思いをした?うーん…沢山ありました」と答えるスコアさん。すると「怖い話聞きたーい!」とフラットさんが身を乗り出してきた。シャープ君も「聞きたくないけど、聞きたーい!」と言い出す。「眠れなくなっちゃうかも」と怖がるアリアさん。
「私が一番怖くて恐ろしかった時の話をしましょう…」スコアさんが語り始める。期待でいっぱいの3人。でも次にスコアさんの口から出た言葉は「真夜中の動物園へ行った時の事!」「エー!?」

『真夜中の動物園』(NEW)(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:スコア 演奏:全員)

真っ暗なスタジオで演奏をするみんな。
真夜中の動物園は暗くて何も見えず、どこかで吠える声が聞こえたり、何かの目が光ったりと恐ろしい事ばかり。でも朝が来るとそこは平和を取り戻し、これから楽しい時間が始まるのだ。

♪「真夜中の動物園」。7月入っていきなりオリジナル新曲が登場です!どこか外国のおとぎ話を聞いているような不思議な曲。

〔大発見マーチ〕
『大発見マーチ(シャープ編)』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 歌:全員)
「たい焼きはしっぽにはアンコが入ってない方が美味しいという事を発見しました〜!」とシャープ君。すると後ろを向いていたフラットさんが振り返り「そう〜?私はしっぽの中までアンコがは入ってる方が美味しいと思う!」と反論。フラットさんが食べているたい焼きには、しっぽの先までぎっしりとアンコが。「エー!」とシャープ君。

〔演奏前のひとコマ〕
「ああ、なんだかミスしそうで不安…」といつになく緊張しているフラットさん。その様子を見ていたスコアさんは、ミスをしないおまじないをしてあげることに。「お願いします」とフラットさん。スコアさんはチェロの弓を持つとそれを振りながら「アジャラモクレンキューライソーテゲレツノパー!」と呪文を唱える。「これで君はミスをしない」
「ありがとうございました!」お礼を言うとフラットさんは足取りも軽く階段を駆け上がっていく。

♪スコアさんの呪文。「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」よりも不思議な言葉。意味不明な点で勝ってますね。

クインテットコンサート〕
ガボット(作曲:ゴセック 編曲:アキラ)
♪フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829)。ベルギー出身の作曲家、指揮者。ヴァイオリンを習ったことのある人なら一度は弾いたことのある曲ではないでしょうか。
始まりの部分、ヴァイオリンとクラリネットが楽しそうに会話をしているように聴こえますね。