クインテット ドラマ「ちんちん千鳥」 1月10日放送分(1月17日再放送)

〔夕方五重奏団の一番寒い日〕
『ちんちん千鳥』(作詞:北原白秋 作曲:近衛秀麿 歌:アリア)

何だか部屋の中は歌の世界の様にとても寒そう。演奏が進むうち、みんなマフラーを巻いたり、ストール、毛糸の帽子、耳あてなどを身に着けだす。フラットさんが思わず大きなくしゃみ。「さむい〜寒すぎ〜」と訴えるが「暖房壊れてます!」とシャープ君が言う。「ええー!!」みんな演奏できないほど体が震えている。
「こういう時は気持ちが暖かくなる音楽を演奏すれば良いのです」とスコアさん。そんなことで?「想像力が豊かな人なら温かくなります!」とにかくアリアさんの提案もあって「ハワイアン」を演奏する事にしたみんな。

いきなり部屋の中は常夏の国「ハワイ」に。みんなはアロハやレイを身に着けハワイアンを演奏する。「だんだん体も熱くなってきました」アリアさんが言う。「なんだか夏の気分です!」とシャープ君。「みなさーん。カキ氷召し上がれ!」お盆の上に載せたカキ氷をフラットさんが運んできた。「ワーイ!」だが喜んだのも束の間、シャープ君がカキ氷に齧り付いた瞬間、部屋は元通りの寒〜い部屋に戻る。
「ガタガタガタ…」再び震えだすみんな。

♪「ちんちん千鳥」が鳴く頃になりましたか。冬の寒さが肌に感じられる名曲ですね。
ところでシャープ君がハワイアンで演奏していた樽みたいな形をした打楽器、名前を知ってる方いらっしゃいませんか?気になってしょうがないんです。


〔アリアさんの楽器の話〕
『アリアさんの楽器の話「ホルン」』(作詞:下山啓 作曲:宮川彬良 語り:アリア)
昔々、「ホルン」と言う名の金色の蛇がいた。ホルンはとっても歌が好き。でも世界一の照れ屋さんで、歌を褒められると照れて体をくるくると丸めてしまう。

〔演奏前のひとコマ〕
「今日演奏するこの曲難しいですよね」シャープ君が楽譜を見ながら言う。アリアさんに「しっかりおさらいしておかなくちゃ!」と言われ「そうですよね!」と頑張って覚える。「よし!これで演奏はカンペキだ〜!」と嬉しそうに部屋を出て行こうとしたら、フラットさんが入って来てすれ違いざまに一言「今日演奏する曲変わったんだって」
「エ〜〜!!」シャープ君は余りのショックに倒れてしまう。

クインテットコンサート〕
『バレエ「ガイーヌ」より剣の舞』(作曲:ハチャトゥリアン 編曲:アキラ)


07年1月5日の再放送。)